私は、Restaurant Noriの薬膳焼酎に使われる「薬膳」を作っております。
自分自身の感性を常にブラッシュアップしていく為に時代の匂いを嗅ぎ分ける能力を磨くこと。
それとは逆に、古き良きものの価値を再確認して学びを忘れないこと。薬膳小町の社訓にもなっている“温故創新”を常に意識しています。
Restaurant Noriのシェフ井上様とは、鹿児島市内で開催された商談会において、初めてご挨拶しました。
フレンチレストランを計画されているという話を伺い、なぜ薬膳?というのが率直な疑問でした。
初回の打ち合わせ時にはすごく頑なな印象を持ち、以降接していましたが、ある時を境に、童心を忘れていない、非常に純真無垢な方なんだなという印象に変わりました。私自身も良い意味での「子供心」を大切にしているので、共鳴しあえたというのが正直なところです。
フレンチとのマリアージュは今までに頭にありませんでした。このようなカタチでお客様に楽しんでいただいていることは、私の中でも奇想天外な出来事で、一発ボディーブローを受けたかの衝撃があります。井上シェフのある意味奇特な感性のなせる業だと思っています。
“新薩摩料理”としてチャレンジしている姿は非常に魅力的です。どんな食材も自身のテリトリーにしてしまう感性をクレージーな発想でお客様を楽しませてくれるんだろうなと思っています。“薩摩フレンチ”のアイコンとして私どもも応援させていただきたいと思います。
薬膳小町(株)ナガミネ)
代表取締役 永峯頁一(国際薬膳師)様より